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ACL参戦のガンバ大阪、元アーセナルFWをフリーで獲得か!フルミネンセが給与未払いで…

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 明治安田生命J1リーグのガンバ大阪はカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のフルミネンセに所属するFWウェリントン・シウバをフリーで獲得できるかもしれない。27日、ブラジルメディア『UOL』が報じている。

 ウェリントン・シウバは2009年にフルミネンセでプロデビューを果たすと、2011年にはアーセナルへ完全移籍。その後、レバンテやアルコヤーノなどスペインの複数クラブへのレンタル移籍をへて2015年夏にはEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)のボルトンへ1年レンタルにより加入していた。そして2016年に古巣フルミネンセへ復帰すると、今季ここまでリーグ戦で14試合に先発出場していた。

 同選手の去就を巡っては、本人が今月25日に行われた第32節・ボタフォゴFR戦後のメディアインタビューにおいてオファーが届いていることを明言。そして今週に入って複数のブラジルメディアは選手サイドとガンバ大阪が条件面で合意に達し、クラブ間交渉も進んでいると伝えていた。

 ウェリントン・シウバとフルミネンセの契約期間は2021年6月に満了を迎えるため、今回の取引は移籍金が発生するケースに当たる。しかし、フルミネンセが同選手に対して給与等の未払いが発生している状況にあり、選手サイドはこの未払い分を免除する代わりにフリーでガンバ大阪に移籍できるようフルミネンセ首脳陣に働きかけているようだ。

 なお、今季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に参戦するガンバ大阪は、すでに松本山雅からFWレアンドロ・ペレイラを獲得しているほか、サガン鳥栖を契約満了により退団していたFWチアゴ・アウベスの加入も公式発表している。