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レアル・マドリード、ローマFWジェコ獲得目指すも失敗に。交換要員として…

マリアーノ・ディアス 写真提供:Gettyimages

 レアル・マドリードはローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ獲得を目指したものの失敗に終わっているようだ。27日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

 ローマは先週なかばに行われたコッパ・イタリアベスト16のスペツィア戦で選手交代枠の超過により不戦敗となったことをうけてチームマネージャーを解任。この決定を巡って、パウロ・フォンセカ監督とジェコが衝突し、両者の関係が急速に悪化している。また、同選手は23日に行われた第19節・スペツィア戦でベンチ外となっており、一部では今冬退団の可能性がささやかれている。

 同選手の去就を巡っては、ローマがインテルに対してデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンとのトレードを打診したものの、インテルがこれを却下していた。その中、前線の強化を目指すレアル・マドリードはドミニカ共和国代表FWマリアーノ・ディアスを交換要員として差し出すことを条件にオファーを提示する構えを見せていたことが判明。しかし、マリアーノ・ディアス本人がこれを拒否したため、ローマとの取引は実現しなかったようだ。

 なお、ジェコは26日にメディカルチェックを受けた結果、左大腿筋と右脚の屈筋に問題を抱えていることが明らかになっており、現在は個別トレーニングを行っている。