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独紙、ハノーファーで好調の原口元気を特集「昇格か移籍か…」

原口元気 写真提供: Gettyimages

 ブンデスリーガ2部ハノーファーの日本代表MF原口元気は今シーズン終了後に新天地へと移籍する可能性があるようだ。26日、独紙『ビルト』が報じている。

 24日に行われたブンデスリーガ2部ニュルンベルク戦でゴールを記録した原口。アウェーでの2-5での勝利に大きく貢献し、MVPにも選出された。そんな同選手に対してハノーファーのケイナン・コニャック監督は試合後に「彼が契約更新に応じてくれることを願っているよ」とコメントを残している。

 しかし、2018年にヘルタ・ベルリンからハノーファーへと加入して以来、81試合で10ゴール14アシストを記録している原口の去就は不透明となっているようだ。現在、原口とハノーファーの現行契約は今シーズン限りとなっており、同クラブと代理人を務めるトーマス・クロート氏は話し合いを進めている模様。しかし、原口が来シーズン1部でのプレーを望んでいることもあり、契約更新には至っていないようだ。

 そのため同紙は原口の去就について、ハノーファーが1部に昇格しない限り契約更新は厳しいものとなるだろうとしている。現在、首位ハンブルガーSVから勝ち点差10で6位に位置しているハノーファー。はたして同クラブは1部昇格をつかみ取り、好調を維持する原口との契約更新を行うことができるのだろうか。