リーグアン(フランス1部)のニーム・オリンピックは17日、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のセルクル・ブルージュから日本代表DF植田直通を今年6月までのレンタルで獲得したことを公式発表している。
植田は鹿島アントラーズで日本代表DF昌子源らとともに強固な守備陣を形成。2016シーズンにはJ1リーグ優勝にくわえて天皇杯も制覇するなど、クラブに多くのタイトルをもたらしていた。同選手は2018年に行われたワールドカップ・ロシア大会に出場した後、セルクル・ブルージュへ完全移籍。移籍1年目はリーグ戦で21試合に出場するなど順調な滑り出しを見せていたが、今季はここまでわずか7試合の先発出場にとどまっており、昨年11月以降は大半の試合でベンチ外となるなど厳しい立場に置かれていた。
一方、ニームは昨季リーグ戦で18位に終わると、今季も11月下旬以降は未勝利と厳しい戦いが続いており、ここまで勝ち点20しか獲得できておらず降格圏内に沈んでおり、守備陣を中心にチーム全体の立て直しが急務となる中、植田直通に白羽の矢を立てていた。
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