アーセナルの元ドイツ代表MFメスト・エジルはここにきてトルコ行きの可能性が浮上しているようだ。7日、イギリスメディア『GIVE ME SPORTをはじめ複数メディアが報じている。
エジルは負傷の影響もあり昨年3月7日のプレミアリーグ第29節・ウェストハム・ユナイテッド戦を最後にピッチに立っていない。また、今季はUEFAヨーロッパリーグとプレミアリーグの登録メンバーから外れるなどミケル・アルテタ監督の構想外となっており、周囲では今冬退団が確実であるという見方が広まっている。さらに同選手とアーセナルの現行契約は2021年6月に満了を迎えるため、クラブ側も来年1月の移籍を望んでいるようだ。
同選手の去就を巡っては、代理人が現在アーセナルで受け取っている週給35万ポンド(約4900万円)、年俸換算で1820万ポンド(約26億2500万円)の半額という条件でユベントスをはじめ欧州圏内の複数クラブに売り込みを行ったものの、少なくともユベントスはこれを拒否した模様。また、アメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)のDCユナイテッドが獲得に向けて選手サイドと交渉を行っていると今週はじめに伝えられていた。
しかし、エジルは新天地としてシュペル・リグ(トルコ1部)のフェネルバフチェと3年半の契約期間により個人合意に達した模様。また、今季終了までの半年分に対する給与はアーセナルが全額負担するという条件のもと、フェネルバフチェが年俸500万ユーロ(約6億3500万円)を支払うことで決着したようだ。
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