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バルセロナでクーマン監督の構想から外れた新星プッチ、ミラン移籍の可能性浮上

リキ・プッチ 写真提供: Gettyimages

 ミランはバルセロナのMFリキ・プッチを今冬にもレンタルにより獲得することを狙っているようだ。28日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを伝えている。

 バルセロナの下部組織出身であるリキ・プッチは2019年4月にラ・リーガでのデビューを飾ると、昨季はトップチームで公式戦12試合に出場するなど有望株としてクラブ内外から注目を集めていた。しかし、今季からチームを率いるロナルド・クーマン監督から構想外であることを告げられると、新指揮官のもとではここまで公式戦4試合77分間の出場にとどまっている。

 同選手の去就を巡っては、マンチェスター・シティやレアル・ベティスが獲得に興味を示していると伝えられているが、ここにきてミランも争奪戦に加わっている模様。ミラン首脳陣は来年1月から半年間のレンタルで獲得することを視野に入れているようだ。

 なお、プッチとバルセロナの現行契約は来夏に満了を迎える。ここ数年間にわたり下部組織の有望株が他クラブに移籍するケースが増加しているバルセロナだが、果たしてプッチもスペイン国外で自身のプロキャリアを歩むことになるのだろうか。