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新型コロナに感染したセリエA関係者たち。自宅待機中の過ごし方

パウロ・ディバラ 写真提供: Gettyimages

世界中に観戦が拡大している新型コロナウイルス。2020年の夏に行われる予定だった東京オリンピックやユーロ2020を含め、ほぼ全てのスポーツイベントが延期・中止となった。

イタリアはようやく感染のピークを超えたと言われているが、全国民の自宅待機はしばらく続きそうだ。

我々の大好きなサッカー選手の中にも多くの感染者が確認されている。今回は、現在の状況をお伝えしようと思う。また、他のイタリア国民と同じく、自宅で待機しなければならないセリエAのスターたちはどう過ごしているのかをまとめてみた。

パトリック・クトローネ 写真提供: @AFCFiorentinaEN

2020年3月24日まで感染したセリエAのサッカー選手や関係者

イタリア国内で初めて感染が確認された選手はユベントスのダニエレ・ルガーニ。3月12日に陽性と診断され、ユベントスの全ての選手や関係者、そして3月9日に無観客で行われたイタリアダービーに参加した全てのインテル関係者も自宅待機となった。その後の3月17日にブレーズ・マテュイディ、22日はパウロ・ディバラと婚約者のオリアーナの感染も発表された。

最も感染者の多いクラブは日本代表DF吉田麻也が所属しているサンプドリアで、6人も確認されている。3月12日にマノロ・ガッビアディーニの陽性が確認されてから、アルビン・エクダル、ファビオ・デパオリ、アントニーノ・ラ・グミーナそしてモアテン・トルスビーの名前も上がってきた。また、クラブを担当している医者も感染している。

ミランではマルディーニ親子(パオロとダニエル)新型コロナウイルス感染が発表されて以降、感染者は確認されていない。

その他のセリエA選手の感染者はフィオレンティーナ(パトリック・クトローネ、ヘルマン・ペッセージャ、ドゥシャン・ヴラホヴィッチ)とべローナ(マッティア・ザッカーニ)のメンバーだ。

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名前Uccheddu Davide(ウッケッドゥ・ダビデ)
国籍:イタリア
趣味:サッカー、アニメ、ボウリング、囲碁
好きなチーム:ACミラン、北海道コンサドーレ札幌、アビスパ福岡

14年前に来日したイタリア人です。フットボール・トライブ設立メンバーの1人。6歳の時に初めてミランの練習に連れて行ってもらい、マルディーニ、バレージ、コスタクルタに会ってからミランのサポーターに。アビスパ福岡でファビオ・ペッキア監督の通訳も務めた経験があります。

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