ラ・リーガ バルセロナ

ラキティッチの後継者候補に浮上している選手たち…

写真提供:Gettyimages

 バルセロナで300試合近く出場し続けたクロアチア代表MFイバン・ラキティッチ。オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの加入やブラジル代表MFアルトゥールの台頭により、以前のような出場機会を得られていない。

 それでもバルセロナ残留を希望し続けていたラキティッチだったが、最近では今夏退団の報道が報じられており、アトレティコ・マドリードが獲得に動いているとも報じられている。今回はそんなラキチティチの後継者候補に浮上している選手たちを紹介する。


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リキ・プッチ

所属:バルセロナB

 バルセロナの下部組織出身でバルセロナBに所属するスペイン人MFリキ・プッチ。2018年12月に行われたスペイン国王杯4回戦2ndレグのクルトゥラル・レオネサ戦でトップチームデビューを果たした同選手はその後、2019年4月に行われたウエスカ戦でリーグ戦デビューも経験した。

 今シーズンもバルセロナBで健闘を見せており、来シーズンからのトップチーム昇格も噂される注目20歳MFだ。同選手の強みは創造性優れたパスと狭いところでも簡単に取られないキープ力。これからの成長に期待したい選手だ。


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ロドリゴ・ベンタンクール

所属:ユベントス

 今冬の移籍市場でもバルセロナが獲得に動いていたウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクール。ラキティッチとのトレード移籍を画策していたバルセロナだったが、実現はしなかった。

 現在、22歳のベンタンクールはセントラルミッドフィルダーだけでなく、ボランチやトップ下もこなすユーティリティも備わっている選手。バルセロナはスペイン代表MFセルヒオ・ブスケツが今年の7月で32歳を迎えることもあり、ボランチをこなす同選手を魅力的に感じているようだ。


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ステファノ・センシ

所属:インテル

 続いてラキティッチの後継者候補に浮上しているのはインテルのイタリア代表MFステファノ・センシ。同じくイタリア代表のマルコ・ベッラッティと背丈が似ていることから「ベッラッティ2世」とも呼ばれている。

 そんなセンシは昨年夏の移籍市場でサッスオーロから買取オプション付きのレンタル移籍でインテルに加入。来シーズン以降の去就が気になるところだが、同選手の獲得にはユベントスとバルセロナも名乗りを挙げており、今夏注目の争奪戦となりそうだ。


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ファビアン・ルイス

所属:ナポリ

 2018年夏の移籍市場でレアル・ベティスからナポリに加入したスペイン代表MFファビアン・ルイス。抜群のポジショニングセンスを武器に、ナポリで確固たるスタメンの地位を築いている。

 そんなファビアン・ルイスの獲得にはバルセロナだけでなくリバプールやマンチェスター・シティ、レアル・マドリードなどのビッグクラブも関心を寄せている。

 しかし、ファビアン・ルイスがベティス所属時代に指揮官を務めていたのが現バルセロナの指揮官であるキケ・セティエン監督。このことは23歳MFの獲得に近づく足掛かりになるかもしれない。


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サウール・ニゲス

所属:アトレティコ・マドリード

 最後に紹介するのはアトレティコ・マドリードのスペイン代表MFサウール・ニゲス。バルセロナは同選手の獲得に移籍金1億1000万ユーロ(約138億円)を用意しているとも報じられている。

 しかし、サウール・ニゲスはアトレティコの生え抜き選手。2017年には異例の9年契約を締結し、その契約は2026年6月まで残っている。さらに、バルセロナはフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンを獲得した際にアトレティコとの関係が悪化。獲得は難しい状況にあることは間違いないだろう。