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苦しむミラン若手MFパケタがうつ病に?精神的に追い詰められていた…

ルーカス・パケタ写真提供: Gettyimages

 ミランのブラジル代表MFルーカス・パケタが精神的に厳しい状態にあるようだ。ブラジルメディア『METROPOLES』が報じている。

 2019年冬の移籍市場でミランに加入し、シーズン途中に加わった選手としては十分なパフォーマンスを見せていたパケタ。期待の若手として注目され、今後の活躍に期待がかかっていた。しかし、同選手は現在、精神的に追い詰められてしまっているという。

 今年に入り、出場機会を大幅に減らしているパケタ。元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの加入によるシステム変更のあおりも受けている状態だ。

 そのパケタは、先日行われたウディネーゼ戦の試合後に、病院で診察を受けたようだ。その結果、多くの不安やストレスからうつ状態にあると診断されたという。

 若手選手が自身の将来などを不安視するのは珍しくないだろう。しかし、負傷や構想外と違い、精神的に追い詰められている選手の扱いには慎重さが求められる。これからのキャリアに期待がかかるパケタが、立ち直ることを祈るばかりだ。