Jリーグ ヴィッセル神戸

ヴィッセル神戸DF那須大亮、現役引退を発表!天皇杯がラストに

 16日、J1ヴィッセル神戸は、元日本代表DF那須大亮の今季限りでの現役引退をクラブ公式サイトで発表した。同選手自身の「YouTube」チャンネルでも、サポーターに向けた報告動画が配信されている。

 那須は動画の中で、これまで在籍した6クラブ(横浜F・マリノス、東京ヴェルディ、ジュビロ磐田、柏レイソル、浦和レッズ、ヴィッセル神戸)への感謝と想いを語った。同選手は2002年に駒澤大学から横浜F・マリノスに加入。翌2003年に同クラブでJ1リーグ優勝し初タイトルを獲得した。2004年にはアテネオリンピックにも出場している。リーグ戦、ルヴァンカップ(旧ヤマザキナビスコカップ)、天皇杯の513試合に出場し32得点を記録した。

 那須は現役引退に至ったきっかけを「数年前にヘディングした時に脳が揺れる現象が起こり、ヘディングするのが怖くなった」と語っている。

 なお、引退は勝ち残っている天皇杯が終了後となるようだ。神戸は21日に清水エスパルスと準決勝を戦う。これに勝利すると、来年1月1日に新国立競技場で行われる決勝戦に駒を進めることができる。すでに引退を発表している元スペイン代表FWダビド・ビジャとともに、神戸で有終の美を飾ることはできるだろうか。