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いわきFCのJFL昇格が決定!

写真提供: @IwakiFcOfficial

 JFL(日本フットボールリーグ)昇格を決める全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)決勝ラウンド2日目が22日に行われ、福島県いわき市からJリーグ参入を目指すいわきFCが来季JFL昇格を決めた。同クラブが公式ツイッターで報告している。

 いわきFCは20日に行われた地域CL決勝ラウンド1日目の高知ユナイテッドSC戦、22日に行われたおこしやす京都戦に1-0で勝利し、2連勝。そして、高知ユナイテッドが福井ユナイテッドに勝利したため、JFL昇格条件である2位以内が確定し、悲願のJFL昇格の切符を手にすることとなった。

 いわきFCは2012年にクラブが設立され、2015年にアンダーアーマーの日本総代理店の株式会社ドーム社長安田秀一氏と当時、湘南ベルマーレの代表取締役社長を務めていた大倉智氏が意気投合。株式会社いわきスポーツクラブを設立し、いわきFCの運営権を取得する形でJリーグ参入のプロジェクトがスタートした。同クラブはこれまでに天皇杯に3回出場。初出場の第97回大会では福島県1部リーグ所属ながらJ1コンサドーレ札幌に勝利し、大きな話題となった。

 同クラブは「スポーツを通じて社会を豊かにする」という理念の下、「いわき市を東北一の都市にする」「日本のフィジカルスタンダードを変える」「人材育成と教育を中心に据える」といったビジョンを掲げ活動している。いわきFCの2020シーズンJFLへの参入は12月5日に行われるJFL理事会で正式に承認される見通しだ。