セリエA インテル

コンテ、「イタリアのファンは後退した」

 インテルのアントニオ・コンテ監督はミランとのミラノダービーを控えた記者会見でイタリアでの人種差別問題などに対して自身の見解を述べた。21日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』会見の内容を伝えている。

 イタリアではインテルのベルギー代表FWロメル・ルカクがサポーターから人種差別的なちゃんとを浴びせられるなどといった問題が話題となっている。コンテ監督はこの問題に対して「イタリアのファンは後退している」と差別を批判している。

アントニオ・コンテ



「レイシズムは問題だ。様々な侮辱もそうであり、この三年間でイタリアは後退していると思う。

 イタリアは最近はるかに悪化しており、私たち全員がそのことに対して責任を負っている。次世代に対する教育についての話だ。

 イングランドではたとえば2、3のファンが何か悪いことをしようとしたら、はすぐに捕まるだろう。しかし、イタリアではファンはスタジアムで選手やほかの人種に対して侮辱するのだ。

 ファンが自身のチームを応援するためにスタジアムへ来ることは素晴らしいことだ。子供たちは侮辱ではなく応援を聞くべきだ」