ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

シメオネ「アトレティコはもはやヒトのクラブではない」その意味とは?

写真提供: Gettyimages

  アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督は最近のアトレティコの変革によってビッグクラブへと成長したことを実感しているようだ。スペイン紙『マルカ』が報じている。

 アトレティコはホームスタジアムであるワンダ・メトロポリターノを拡張。約7万人を収容するスタジアムに生まれ変わった。

 シメオネ監督は『アトレティコは未だヒトのクラブか ?』 という質問に対して「もうそんなことはない。私たちは今、素晴らしいスタジアムを持っていて、来年にはそれに値するようなトレーニングセンターをオープンするんだ」と現環境に満足していると語った。

 また、「素晴らしいマネジメントとスタジアム、施設のおかげでトマ・レマルやジョアン・フェリックスといった選手を獲得することができたんだ」と語り、新戦力の獲得にも、現在の環境が有利に働いていることを明かした。

 しかし、「私たちは現実的でなければならない。今は変革期なんだ。重要なリーダーがいなくなった。自身を作り替えないといけないし、日々考え続けなければならない。来シーズンタイトルを目指して戦うというにはまだ早いだろう」と現実を直視したコメントも残している。