セリエA 海外日本人選手

【前編】冨安が見習うべき?セリエAでプレーした日本人選手たち

名波浩

1999/2000シーズンにベネツィアに加入した名波。ザンパリーニ会長はジュビロ磐田で名波とともにプレーしていたトト・スキラッチの意見に賛同し、獲得を決めたと言われている。

デビュー戦で活躍を見せた名波に、サポーターはアルバロ・レコバの後継者と盛り上がった。しかし、徐々にパフォーマンスを落とすと、出場機会は減っていくことに。ただ、名波と中田のセリエA日本人対決は、2000万人の日本人が視聴したと言われている。


中村俊輔

アジアのロベルト・バッジョという触れ込みでレッジーナに加入した中村。高精度の芸術的なFKはセリエAのサポーターにも受け入れられ、1シーズン目から8ゴールを挙げる活躍を見せた。その後も負傷に悩まされてはいたが、勝負所で得点を挙げる姿に、サポーターは熱狂した。


柳沢敦

中田と中村の素晴らしいパフォーマンスを目の当たりにしたサンプドリアは日本人選手に可能性を見出し、2004年に柳沢を獲得した。2001年にジャンルイジ・ブッフォンを相手に記録したゴールも、イタリア人の印象に残っていたのだろう。

デビュー戦は中村の所属するレッジーナとの一戦。お互いゴールを挙げることはなかったが、良いパフォーマンスは見せていた。サンプドリアで結果を残せなかった柳沢はメッシーナへ移籍。セリエAでゴールを挙げることはできなかったが、抜群のアシストを何度も記録した。


 

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名前:菊池大将
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