チャンピオンズリーグ

オランダ勢が台頭!CL準決勝1stレグでピッチに立った選手の国籍ベスト10

 今週なかばはチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグの2試合が行われ、3冠を狙うバルセロナがリバプールに3得点での快勝を飾ったほか、レアル・マドリードやユベントスを破りここまで勝ち上がってきたアヤックスがトッテナム・ホットスパー相手に1-0と勝利を飾った。今回はその準決勝1stレグ2試合でピッチに立った(途中出場も含む)選手の国籍ランキングを紹介する。


8位タイ-カメルーン(2名)

・アンドレ・オナナ(アヤックス)

・ジョエル・マティプ(リバプール)

 アヤックスのGKアンドレ・オナナはトッテナム戦でクリーンシートを達成し、勝利に大きく貢献している。一方のDFジョエル・マティプはオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクとともにFWリオネル・メッシやFWルイス・スアレスの勢いを止めることができなかった。


8位タイ-デンマーク(2名)

・クリスティアン・エリクセン(トッテナム・ホットスパー)

・ラセ・シューネ(アヤックス)

 トッテナムの司令塔を務めるMFクリスティアン・エリクセンは中盤センターのポジションで先発出場したものの、得点に結びつくような決定的な仕事をさせてもらえなかった。


8位タイ-モロッコ(2名)

・ハキム・ツィエク(アヤックス)

・ヌセア・マズラウィ(アヤックス)

 アヤックスのMFハキム・ツィエクは右サイドハーフのポジションで何度も敵陣への侵入を試みるなどトッテナムに驚異を与える存在となった。またDFヌセア・マズラウィは昨年3月にトップチーム昇格を果たした有望株であり、この一戦では25分ほどピッチに立っている。


6位タイ-ベルギー(3名)

・トビー・アルデルベイレルト(トッテナム・ホットスパー)

・ヤン・フェルトンゲン(トッテナム・ホットスパー)

・ディボック・オリジ(リバプール)

 トッテナム・ホットスパーは守備陣の要であり、この日は3バックの一角をなしていたDFヤン・フェルトンゲンの前半における負傷退場が大きく響き、ここまで快進撃を続けるアヤックスに0-1で敗れた。


6位タイ-アルゼンチン(3名)

・ニコラス・タグリアフィコ(アヤックス)

・フアン・フォイス(トッテナム・ホットスパー)

・リオネル・メッシ(バルセロナ)

 バルセロナのFWリオネル・メッシはリバプール戦で後半に世界中のフットボールファンを驚愕させるような直接FKを含む2ゴールをマークし、公式戦通算600ゴールを達成している。またアヤックスのDFニコラス・タグリアフィコは今後、ビッグクラブへの移籍が期待されるサイドバックだ。


5位-フランス(4名)

・ウーゴ・ロリス(トッテナム・ホットスパー)

・ムサ・シソコ(トッテナム・ホットスパー)

・クレマン・ラングレ(バルセロナ)

・ウスマン・デンベレ(バルセロナ)

 ワールドカップ・ロシア大会覇者であるフランス代表の選手たちももちろんこの大舞台に登場している。バルセロナのFWウスマン・デンベレはわずか1分間の出場となったが、DFクレマン・ラングレはリバプールの攻撃陣に対して安定したパフォーマンスを披露している。


4位-イングランド(5名)

・デレ・アリ(トッテナム・ホットスパー)

・ダニー・ローズ(トッテナム・ホットスパー)

・ジェームズ・ミルナー(リバプール)

・ジョー・ゴメス(リバプール)

・ジョーダン・ヘンダーソン(リバプール)

 今季の欧州カップ戦ではイングランド勢の躍進が目立っており、ヨーロッパリーグ(EL)ではアーセナルとチェルシー、そしてチャンピオンズリーグ(CL)ではリバプールとトッテナム・ホットスパーが4強入りしている。ただリバプールはDFアンドリュー・ロバートソンやDFジョー・ゴメスがバルセロナの強力な攻撃陣相手に踏ん張りがきかなかった。


2位タイ-ブラジル(6名)

・ルーカス・モウラ(トッテナム・ホットスパー)

・ダビド・ネレス(アヤックス)

・フィリペ・コウチーニョ(バルセロナ)

・ファビーニョ(リバプール)

・ロベルト・フィルミーノ(リバプール)

・アリソン(リバプール)

 ブラジル人選手も6名が準決勝1stレグのピッチに立っているが、4クラブ全てから輩出した格好となった。リバプールはバルセロナに0-3と敗れたが、セネガル代表FWサディオ・マネやエジプト代表FWモハメド・サラーとともに攻撃陣を形成しているFWロベルト・フィルミーノのコンディションが万全でなく、先発起用できなかったことが痛かった。


2位タイ-スペイン(6名)

・フェルナンド・ジョレンテ(トッテナム・ホットスパー)

・セルヒオ・ブスケツ(バルセロナ)

・ジョルディ・アルバ(バルセロナ)

・ジェラール・ピケ(バルセロナ)

・セルジ・ロベルト(バルセロナ)

・カルレス・アレーナ(バルセロナ)

 バルセロナは昨季のファイナリスト・リバプールとの一戦における先発メンバー11名のうち、4名がスペイン人という構成となっており、守備陣では右サイドバックにMFセルジ・ロベルトを起用している。トッテナムのFWフェルナンド・ジョレンテはイングランド代表FWハリー・ケインの代役として先発に抜擢されたものの、ゴールネットを揺らすことはできなかった。


1位-オランダ(8名)

・ドニー・ファン・デ・ベーク(アヤックス)

・フレンキー・デ・ヨング(アヤックス)

・デイリー・ブリント(アヤックス)

・マタイス・デ・リフト(アヤックス)

・ジョエル・フェルトマン(アヤックス)

・クラース・ヤン・フンテラール(アヤックス)

・ジョルジーニョ・ワイナルドゥム(リバプール)

・フィルジル・ファン・ダイク(リバプール)

 今季、レアル・マドリードやユベントスを決勝トーナメントで下して準決勝進出を果たしているアヤックスであるが、トッテナム戦では先発メンバー11名のうち半数以上の6名がオランダ国籍という構図に。一方PFA年間最優秀選手賞を受賞したリバプールのDFフィルジル・ファン・ダイクはバルセロナの攻撃を止めることができなかった。