リーガ レアル・マドリード

話題に事欠かないレアル・マドリード。今週巻き起こった論争

レアル・マドリードは特別なクラブだ。24時間、365日、いつ何時でも、選手、監督は注目の的となる。そこで今回は、3月31日のラ・リーガ第29節ウエスカ戦の前後で巻き起こった論争の数々をご紹介したい。


息子への贔屓

最もスペインメディアを賑わしたのは、今季初出場を飾ったリュカ・ジダンの起用だ。試合後、ジネディーヌ・ジダン監督は、次男の起用について「ティボ・クルトゥワの故障に加え、コスタリカ代表から帰還したばかりのケイロル・ナバスを休養させたかった」とコメントしたが、サポーターやメディアからは「息子への優遇」と厳しい批判を受けた。マドリード寄りのスペイン紙として知られる『マルカ』の読者アンケートでは、約15万人のうち、約60%程度が「好ましくない」と回答したとされる。今後も正GK争いは、注目を集めるだろう。


ベイルへの批判

これまでも怪我の多さから批判を浴びてきたウェールズ代表FWガレス・ベイルだが、2017/2018シーズン・UEFAチャンピオンズリーグ決勝のゴールで「延命」。残留を果たしたが、今季も不安定なパフォーマンスで今ひとつ信頼を掴めていない。いまや、ジネディーヌ・ジダン監督との不仲が囁かれ、サポーターとの関係も冷え切ってしまった。ウエスカ戦でもゴール前の決定機を外してしまい、多くのため息を浴びており、もはや夏での移籍は既定路線とも報じられている。


ヴァランが退団?

UEFAチャンピオンズリーグ、クラブワールドカップを4回制覇し、昨夏にはフランス代表の一員としてFIFAワールドカップ優勝も達成したラファエル・ヴァラン。ほぼ全てのビックタイトルを獲得した同選手は、新たな環境での挑戦を望んでいると前々から報じられていた。そして、ついに今週、「レアル・マドリードのクラブ幹部に今夏限りで退団する意向を正式に伝えた」とスペインメディアが報じている。契約期間は2022年6月30日まで残っており、契約解除金は2億ユーロ(約253億3000万円)に設定されているようだ。


ヴァランの後釜は?

ラファエル・ヴァランに退団の噂が出れば、必然的に補強の噂も同時に噴出する。有力候補とみられているのは、ナポリに所属するセネガル代表DFカリドゥ・クリバリだ。ジネディーヌ・ジダン監督がその才能を高く評価しているとされ、1億ユーロ(約124億円)以上の投資をしてでも獲得に動く可能性が報じられている。一方、絶対的な権力を持つフロレンティーノ・ペレス会長のお気に入りは、ライバルであるアトレティコ・マドリードに所属するウルグアイ代表DFホセ・マリア・ヒメネスとのこと。契約解除金は1億2000万ユーロ(約150億円)とも報じられているが、ヴァランの売却金額をそのままあてがえば、不可能な金額ではないだろう。


ポグバの代理人が連絡?

スペイン紙『マルカ』によれば、マンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表MFポール・ポグバの代理人を務めるミノ・ライオラ氏が、フロレンティーノ・ペレス会長に直接電話をかけ、同選手の移籍の可能性について話し合ったという。同胞のジネディーヌ・ジダン監督も以前よりポグバの能力を高く評価しており、ポグバ本人もジダン監督のことを憧れていると公言している。ただ、ポグバとユナイテッドの契約は残り2年。移籍金は天文学的な数字になると予想されるが、「スターが好き」なフロレンティーノ・ペレス会長であれば、払えない金額ではないだろう。


エデン・アザール 写真提供:Getty Images

今週もアザール

もはや今週に限ったことではないが、やはりエデン・アザールのレアル・マドリード移籍の噂は話題となっている。「すでにジネディーヌ・ジダン監督と直接話す場を設け、来季から5年契約で加入することに合意した」と報じられたが、これは本人が否定した。現時点では何一つ明確な情報は出ていない。ただ、今後も続々とアザールの移籍関連のニュースが話題となることは間違いないだろう。