現地時間17日に行われたミラノダービーで差別行為が見られているようだ。18日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
年明けから公式戦無敗の好調ミランとFWマウロ・イカルディをはじめとした複数の主力を欠くインテルの激突となった今回のダービーでは、インテルが3-2と勝利を収めるとともに、ミランをを抜いて3位に浮上している。
ただインテルのウルトラス(過激なサポーター)がこの試合でミランのコートジボワール代表MFフランク・ケシエに対して試合開始からの15分間にわたり差別チャントを浴びせていたようだ。
そのケシエは69分にDFアンドレア・コンティに替わってベンチへと下がっている。
なおインテルのウルトラスは昨年末に行われたセリエA第18節・ナポリ戦でもセネガル代表DFカリドゥ・クリバリに対して差別チャントを浴びせており、イタリアサッカー連盟(FIGC)は同クラブに対してホームゲーム2試合でゴール裏を無観客で行うよう処分を下していた。
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