
チェルシーのDFダビド・ルイスは現地時間24日に行われたカラバオカップ(国内リーグカップ戦)決勝におけるGKケパ・アリサバラガの振る舞いについて言及しているようだ。同日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
この一戦では、0-0で迎えた延長後半の14分にケパが負傷。ピッチ内にチームドクターが入り、ベンチではGKウィルフレード・カバジェロがピッチサイドに立って交代出場の準備を行っていたものの、ケパはこの途中交代を拒否。交代が行われることなく試合は再開されている。
またマウリツィオ・サッリ監督は同選手の交代拒否に怒りをあらわにしており、試合後のインタビューでは「彼の振る舞いに関しては理解できない」と語っている。
その中、ダビド・ルイスはケパが交代を拒否したシーンについて「彼に対して、我々はサッリ監督の決定を尊重しなければならないということだけ言った」と語っており、ケパに対してベンチに下がるように促していたことを明かしている。
ただ同選手は「監督は彼が負傷したから交代したかったのか、それとも戦術的な理由で交代したかったのか分からない。僕個人的には負傷により交代カードを切りたかったと思う。それを彼は理解していなかった」と語っている。
サッリ監督を巡っては、この一戦で敗れると解任の可能性もあると周囲では伝えられているだけに、チーム全体の雰囲気が重いものであるだろう。それだけに今回の交代拒否はさらに事態を深刻なものにするかもしれない。
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