セリエA ユベントス

ラムジーもフリーでの獲得成功! 「0円移籍」でユベントスへ加入したスター7選

ユベントスは今冬の移籍市場が閉鎖して約2週間後に来季からアーセナルのMFアーロン・ラムジーがフリーで加入することを公式発表している。そこで今回は過去にもフリーでユベントスへ加入した一部選手を紹介する。


アンドレア・ピルロ

ポジション:MF
国籍:イタリア
加入年:2011年
移籍元クラブ:ミラン

当時ミランを率いていたマッシミリアーノ・アッレグリ監督との確執があったと報じられたアンドレア・ピルロはミランから新契約を提示されることなくユベントスにフリーで加入。そのユベントスでは不動のアンカーとして定位置をつかむと替えの利かない戦力としてスクデット獲得に大きく貢献した。その後2014/15シーズンのCL準優勝を最後にアメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)へ旅立っている。


ポール・ポグバ

ポジション:MF
国籍:フランス、ギニア
加入年:2012年
移籍元クラブ:マンチェスター・ユナイテッド

ユナイテッドのトップチームでほとんど出場機会が与えられなかったポグバは新天地を求めてユベントスへ加入すると、誰もが目を疑うような成長曲線を描き、MFアンドレア・ピルロ、MFクラウディオ・マルキージオ、MFアルトゥーロ・ビダルとともに強固な中盤を形成した。その後、代理人ミノ・ライオラの策略もあり、2016年夏に1億1000万ユーロ(約137億円)という莫大な移籍金を伴い古巣ユナイテッドに復帰している。


フェルナンド・ジョレンテ

ポジション:FW
国籍:スペイン
加入年:2013年
移籍元クラブ:アスレティック・ビルバオ

下部組織からビルバオ一筋だったジョレンテはステップアップを図るためにクラブからの延長を拒否した過去を持つ。ただビルバオが放出に応じなかったこともあり、2012/13シーズンには出場機会が激減した。しかし翌シーズンにユベントスへ加入すると、マンチェスター・シティから加入した元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスとの2トップシステムがはまり3度のスクデット獲得に大きく貢献した。


サミ・ケディラ

ポジション:MF
国籍:ドイツ、トルコ
加入年:2015年
移籍元クラブ:レアル・マドリード

2013/14シーズン以降、筋肉系トラブルにより負傷離脱を繰り返していたケディラは2014/15シーズンの後半戦はコンディション回復したにも関わらずメンバー入りを果たすことなく、戦力外も同然の扱いとなっていた。しかしユベントスでは適切なポジショニングなど戦術理解度の高さがマッシミリアーノ・アッレグリ監督から高く評価され、レギュラーの座をつかんでいる。ただ今季は軽度の筋肉系トラブルを繰り返しており思うように出場機会が得られていない。


ダニエウ・アウベス

ポジション:DF
国籍:ブラジル
加入年:2016年
移籍元クラブ:バルセロナ

ワールドクラスのサイドバックは移籍市場で枯渇する傾向にある中、ユベントスはスペイン勢の手の内を熟知しているダニエウ・アウベスの獲得に成功する。しかしこの2016/17シーズンで同選手はチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に大きく貢献したものの、レアル・マドリードとの決勝ではハーフタイムにDFレオナルド・ボヌッチと口論になったと伝えられており、これが原因となり後半に大量失点したのではという噂が取りざたされた。同選手はこのシーズン終了後にユベントスとの契約を解除しパリ・サンジェルマンへ移籍している。


エムレ・ジャン

ポジション:MF
国籍:ドイツ
加入年:2018年
移籍元クラブ:リバプール

中盤のハードワーカーとしてリバプールのファンから支持を得ていたエムレ・ジャンは自身の去就についてメディアの前で語ることはほぼ皆無だったものの、マンチェスター・シティからのオファーを断り、古巣のバイエルンとユベントスの2択まで絞っていたと伝えられる中イタリア行きを決断している。今季はMFミラレム・ピアニッチやMFサミ・ケディラ、MFブレーズ・マテュイディの控えという立ち位置ではあるものの、これらの主力に迫るパフォーマンスを披露している。


アーロン・ラムジー

ポジション:MF
国籍:ウェールズ
加入年:2019年
移籍元クラブ:アーセナル

アーセナルの中盤を担っていたラムジーは今季終了後に契約満了を迎えているが、以前から退団が既定路線となっていた。プレミアリーグのライバルクラブをはじめ多くのビッグクラブがこぞって関心を示す中、ユベントスがこの争奪戦を制している。なおイギリスメディアの報道によると、同選手に支払われる週給は破格の40万ポンド(約5700万円)となっているようだ。