プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

ファーガソンが連れてきた、現在もマンUでプレーする5選手

プレミアリーグ史上最高の監督の1人でアレックス・ファーガソン。選手の本質を見抜く彼の眼により、多くの優秀な選手がより優秀な選手へとマンチェスター・ユナイテッドで成長し、数多くのタイトルを手中に収めた。今回は2012/2013シーズンを機に勇退したファーガソンが連れてきた、現在もユナイテッドでプレーする6人の選手をご紹介する。


アントニオ・バレンシア

今シーズン限りでの退団が濃厚視されているバレンシアは2009年の夏の移籍市場でユナイテッドに加入した。クリスティアーノ・ロナウドが退団してから、初めてユナイテッドに加入した選手でもある。そのC・ロナウドが背負っていた背番号7を背負うことになったバレンシアだが、思うような残せず。1シーズンで背番号を25に戻すと、生まれかわったように本来のパフォーマンスを発揮し始めた。今シーズンは負傷などに苦しめられているが、それでもキャプテンがチームに与える影響は大きい。


フィル・ジョーンズ

2011年6月にファーガソンがブラックバーンから連れてきたジョーンズ。当時19歳だった同選手はファーガソンの指導の下順調に成長し、ユナイテッドの最終ラインを長期的に担うことを期待された。しかし、負傷が彼の順風満帆なキャリアに水を差した。それでも現監督オーレ・グンナー・スールシャールの下ではビクトル・リンデロフの相方として優先度の高い選手となっている。


クリス・スモーリング

アーセナルとの激しい獲得競争を制し、ユナイテッドが2010年に獲得したのがスモーリングだ。ネマニャ・ビディッチとリオ・ファーディナンドの後釜として大いに期待された。ユナイテッドでは307試合に出場。今年の12月には30歳を迎えるスモーリング。現在はファーストチョイスではないが、それは足の負傷の影響もあるだろう。


アシュリー・ヤング

アントニオ・バレンシアと同様に、当初はアタッカーの1人として獲得されたヤング。しかし、ユナイテッドに在籍する8シーズンの中でサイドバックなど、選手としての幅を広げ続けている。ポール・スコールズの背番号を受け継いだヤングはスピードと技術を存分に活かして多くのチャンスを生み出した。ルイ・ファンハール政権では左サイドバックとしての新たな一面も見せている。彼の努力と才能はしっかりと評価され、2018年のロシアワールド、イングランド代表メンバーにも選出されている。


ダビド・デ・ヘア

デ・ヘアはファーガソンが行った補強の中でも1、2を争う成功例だ。ユナイテッドでは食生活や意識の低さを徹底的に叩き直され、頼りなかった体格も日に日にたくましくなっていった。現在、最後方からユナイテッドを支えているデ・ヘア。世界最高のGKと言っても過言ではないだろう。彼はファーガソンが残した、ユナイテッドへの最高の贈り物だ。


名前:菊池大将
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