チェルシー アトレティコ・マドリード

モラタ加入への反発必至か。アトレティコサポーターの今節ヘタフェ戦におけるチャントが…

 アトレティコ・マドリードの一部サポーターがチェルシーのスペイン代表FWアルバロ・モラタの加入について歓迎しない姿勢を示しているようだ。現地時間26日、スペイン紙『マルカ』があこれを伝えている。

 チェルシーで十分な出場機会を得られていないモラタは、今冬に1年半のレンタルでアトレティコへの加入間近に迫っている。ただアトレティコのディエゴ・シメオネ監督は同選手に関して明言を避けていることもあり、まだ加入が確実になっていないという見方が広まっている。

 その中26日にホームのワンダメトロポリターノで行われたラ・リーガ第21節・ヘタフェ戦で一部のサポーターから後半に「モラタよりもボルハ・ガルセス」と現在同クラブの下部組織でプレーするFWボルハ・ガルセスを引き合いに出してモラタ獲得に反対するチャントを歌っていたようだ。

 モラタはかつてアトレティコの下部組織に所属していたものの、ヘタフェを経てレアル・マドリードの下部組織に鞍替えを行っていることから、今でもアトレティコのファンの間では同選手に対する反感が根強く残っているものとみられる。

 なおこの一戦でアトレティコはフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンのゴールなどにより2-0と勝利を飾っている。モラタの今後の動向やサポーターの反応から目が離せない。