Jリーグ サンフレッチェ広島

サンフレッチェ広島、パトリックを完全移籍で獲得。昨季20ゴールで上位躍進に貢献

 サンフレッチェ広島は9日午前、ブラジル・サルグエイロACから期限付き移籍で加入していたFWパトリックを完全移籍で獲得したことを公式発表している。

 パトリックは2013年に川崎フロンターレへの期限付き移籍で加入しJリーグ初挑戦を果たすと、2013シーズン後半はヴァンフォーレ甲府に在籍。その後一度ブラジルへ戻るも2014シーズン後半よりガンバ大阪に加入し、国内3冠に大きく貢献するなどクラブの功労者としてファンから認めてもらう存在になった。

 ガンバ大阪在籍時には一時期靭帯損傷により長期離脱を強いられたものの、2017シーズン後半よりサンフレッチェ広島に期限付き移籍で加入すると、昨季はリーグ戦で20ゴールを挙げるパフォーマンスを披露。チームの上位躍進に貢献するとともに、Jリーグ界を代表するストライカーまで成長している。

 日本が大好きなパトリックはサンフレッチェ広島への完全移籍での加入について「まず神様に感謝します。そして自分を信じてくれたサンフレッチェ広島に感謝しています。私は約束します。自分のベストを尽くし、チームがタイトルを獲得できるように貢献することを。たくさんのゴールを決めてサポーターを喜ばせたいと思っています。サンフレッチェ広島の歴史に名を残せるように頑張りますので、応援をよろしくお願いします」とクラブ公式サイトを通じて決意を示している。