Jリーグ サンフレッチェ広島

J1王者川崎フロンターレ、エウシーニョ後釜確保。サンフレッチェ広島から馬渡和彰獲得

 川崎フロンターレはサンフレッチェ広島からDF馬渡和彰が加入したことを18日にクラブ公式サイトを通じて公式発表した。

 右サイドからの突破力を武器としている馬渡は2014年に当時J3リーグに所属していたガイナーレ鳥取からキャリアをスタートさせると、その後ツエーゲン金沢、徳島ヴォルティスに在籍した後、今季にサンフレッチェ広島に加入しJ1リーグデビューを飾っていた。ただ今季はリーグ戦で4試合の出場にとどまっていた。

 一方の川崎フロンターレはJ1リーグ連覇を成し遂げたものの、12月上旬に行われた最終節の翌日にDFエウシーニョの退団を発表。同選手の後釜として馬渡に白羽に矢を立てており、エウシーニョ退団決定直後から水面下で調査や交渉を進めていたものとみられる。

 デビューから6シーズン目にしてJ1王者の一員となる馬渡は「サンフレッチェ広島から加入することになりました、馬渡和彰です。川崎フロンターレという素晴らしいクラブに加入することができ、大変光栄です。等々力のピッチに少しでも早く立てるように頑張ります。よろしくお願いします」と川崎フロンターレの公式さいとを通じてコメントを残している。

 一方、サンフレッチェ広島公式サイトでは「川崎フロンターレに移籍することになりました。この1年は決して順風満帆ではありませんでしたが、どんな時も応援してくれる皆さんのおかげで頑張ることができ、成長を感じられる1年にすることができました」

 「そしてさらに成長した姿を見せられるように、移籍しても頑張ります。1年間たくさんの応援、本当にありがとうございました」とコメントを残した。