MLS プレミアリーグ

マンCがアメリカ代表の有望株GKを電撃獲得! 「歴史的な取引になる」

 マンチェスター・シティはアメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のコロンバス・クルーからアメリカ代表GKザック・ステッフェンの獲得を発表した。現地時間11日、イギリスメディア『スカイスポーツ』や『BBC』、クラブ公式サイトなどが報じている。

 ステッフェンは2016年にブンデスリーガのフライブルクから加入して以降、コロンバス・クルーで公式戦通算71試合に出場している有望株である。また同選手はアメリカの年度別代表で経験を積んだ後、今年からA代表に招集されておりこれまで6試合に出場したほか、今季のMLSのベストイレブンにも選出されている。

 シティはこのアメリカ代表の逸材を来夏に4年契約で獲得することでコロンバス・クルーと合意に達した模様。また移籍金は公表されていないものの、約700万ポンド(約9億9000万円)にのぼるようだ。

 コロンバス・クルーのジェネラルマネージャーは同選手の去就について「クラブにとってこれは歴史的な取引となると同時に、ザック・ステッフェンにとっては我々が誇るような特別な時を迎えることとなる。マンチェスター・シティは世界的にもトップレベルのクラブの1つであり、そのようなクラブと合意に達して嬉しい」と同選手の移籍を認めている。また選手本人もコロンバス・クルーのチームメイト、監督、クラブスタッフに対する感謝の気持ちを述べているようだ。

 有望株の囲い込みに注力しているシティではあるが、またひとり将来チームの主軸を担う可能性のある若手選手の獲得に成功した。