ティーラシンの成功をより価値あるものに
ティーラシンの海外でのキャリアは失敗続きだった。マンチェスター・シティでの失敗、アトレティコ・マドリードでは入団することさえ実現しなかった。しかし、彼は広島では生活にうまく適応しているように見える。31試合の出場試合数の内、19試合が途中出場であったが、彼が不満を態度に出すようなことはなく、彼の立場からチームに貢献していた。パトリックの存在もありスタメンは難しい状況だったが、これは恥ずべきことではない。6ゴール3アシストという結果も交代要員の選手としては悪くない。彼の未来はわからないが、日本での挑戦は成功と言えるだろう。
チャナティップ、ティーラシンそして、ティーラトン・ブナマタン、カウィン・タムサチャナンのACLへの出場は、タイ代表にもたらす影響も大きい。彼らが、海外での経験を代表に還元することが期待されている。また、逆もしかりでACLが始まるのは代表戦が終わった数週間後。代表戦でいい形を残せれば、ACLでの活躍にも繋がるだろう、何にせよ、今年のJリーグのACL出場権争いはタイ人にとっても大きなニュースの1つなのだ。
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