ラ・リーガ レアル・マドリード

「すぐに再開する可能性ある」 レアルでCL3連覇のジダンの今後に長男が…

 昨季終了後にレアル・マドリード指揮官を辞任したジネディーヌ・ジダン氏の今後について、同氏の長男であり現在スペイン2部のラージョ・マハダオンダでプレーしているエンツォ・ジダンが言及しているようだ。現地時間30日、スペイン紙『アス』がこれを伝えている。

 ジダン氏は2016年1月に当時マドリードを指揮していたラファエル・ベニテス氏の解任に伴い、監督に就任するとポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやウェールズ代表FWガレス・ベイルなど数多くのタレントをグループとしてまとめる手腕を発揮し、見事チャンピオンズリーグ(CL)3連覇を成し遂げていた。

 ただCL3連覇直後の5月31日に突然、今季限りでクラブを去ることを公式発表し、ファンに大きな衝撃を与えていた。また指揮官を退任し迎えた今季はフリーの身として解説業をこなしているものの、一時期マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督の後任候補に浮上するなど監督業再開の可能性が伝えられていた。

 その中、長男のエンツォ・ジダンがメディアインタビューにおいて「父親はフットボールを愛しているし、監督業を大いに好んでいる。これは明らかなことだ」と父親について触れている。

 またエンツォ・ジダンは「父親はすぐに監督業を再開する可能性がある。ただ今は休養の時期だし、父親にも休養は必要としていることだ。マドリードで指揮を執ることは偉大なことであるが、多くのことを要求される環境だし、とてつもない量の仕事に関わってきている。なので今は心身を回復する時期だ」と語っている。

 マドリードの歴史に名を刻んだジネディーヌ・ジダン氏であるが、果たして監督業再開の機会はいつ訪れるのだろうか。