プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

マンUがプリシッチを獲得してはいけない3つの理由

マンチェスター・ユナイテッドがボルシア・ドルトムントのアメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチの獲得に動いているとという噂は日に日に大きくなり、ドイツ紙『ビルト』なども報じている。ただ、プリシッチへの期待は過度なものになっている。今回は大きな失望を避けるためにも、ユナイテッドがプリシッチを獲得すべきではない3つの理由をご紹介する。


期待通りに成長できていない

今シーズンのプリシッチはドルトムントの右サイドのポジションを自身のものにできなかった。出場した8試合で1ゴール、2アシスト。7試合目にはスタメンとしての立場を失い、最後の2試合は10分少々のプレー時間しか与えられていない。プリシッチが最初に考えるべきは、ジェイドン・サンチョからいかにポジションを奪うかということだ。ドルトムントから逃げ出すという選択をとるべきではない。


マンUの攻撃的オプションと同じ末路をたどる

マーカス・ラッシュフォードやジェシー・リンガードといった選手たちは、イングランド代表に呼ばれながらも、ユナイテッドの中でプレーの機会を失っている。成果の上がらない選手の代役を確保するなら、すでに手にしている選手よりも優れた選手を獲得すべきだ。ドルトムントでレギュラーに定着できない選手を獲得してもしょうがないだろう。プリシッチも彼らの二の舞となる可能性が高い。


モウリーニョの希望なのか

プリシッチの獲得には必要以上の移籍金がかかるだろう。彼の獲得を希望しているのは、ジョゼ・モウリーニョではなくエド・ウッドワードだから獲得にこだわるのかもしれない。モウリーニョは間違いなくディフェンダーの補強を最も望んでいるだろう。プリシッチの加入は北米からの収益増大という可能性を秘めている。しかし、チームレベルで考えると、彼を必要とする状況ではない。


名前:菊池大将
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