プレミアリーグ レスター・シティ

シュマイケル…レスター会長のヘリ墜落事故を目撃していた

 レスター・シティのデンマーク代表GKカスパー・シュマイケルがオーナーのヘリコプター墜落事故の現場を目撃していたようだ。英紙『デイリー・メール』が伝えている。

 土曜日の試合後に発生したヘリコプターの墜落事故により、レスター・シティのオーナーを務めていたビチャイ・スリバッダナプラバ氏ら5名が死亡した。

 指揮官のクロード・ピュエル監督の証言によると、この事件直後スタジアムに残っていたGKシュマイケルが現場に駆けつけ、炎上するヘリからオーナーらを救出するために近付こうとして警察に止められたという。

 ピュエル監督は事故発生直後、現場に向かうシュマイケルの姿が確認されている件について問われると、次のように言及。事実を認めたが、本人のため、具体的な言及を避けた。

クロード・ピュエル監督

「あまり細かいことまで話したくない。カスパーのために。彼はこの瞬間も生きていて、たくさんの瞬間を目にした。

カスパーはあの当時、試合後のスタジアムに残っていた唯一の選手だったと思う。我々は彼の目に映った光景を知っているが、難しくひどい時間だった。

全選手と同じように、カスパーの中でも過去の会長とのあらゆる出来事が崩壊した。私自身も試合前に会長と会った。彼は幸せそうな笑顔で、我々と話をした。もちろん、その場は楽しかった。

あの当時、あのようなことが起きるなんて到底イメージできるものじゃない」