セリエA ミラン

守備陣不安定のミランに痛手。新戦力カルダラが数カ月の戦線離脱へ

 ミランのイタリア代表DFマッティア・カルダラはどうやら長期戦線離脱を余儀なくされそうだ。現地時間28日、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』がこれを伝えている。

 カルダラは今夏にアタランタでのレンタル期間を終え、ユベントスに加入も、直後にアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインとともにミランへの電撃移籍を果たしていた。

 ただ今季はここまで9月下旬に行われたヨーロッパリーグ(EL)第1節・F91デュデランジュ戦に先発フル出場を果たしたのみとなっており、コンディション回復に時間を要している。

 その中、現地時間28日に行われたサンプドリア戦を新たにふくらはぎに問題を抱えたことにより欠場していた同選手について、試合後にジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が「我々はカルダラを2、3ヵ月の間失って戦うことになる」と長期離脱を明言。

 続けてガットゥーゾ監督は「彼は靭帯に問題を抱えている。彼にとっては呪われたシーズンとなっているし、本当に悲しいことだ」と語っており、貴重な新戦力を起用することができないことに対して嘆いている。

 なお、ミランはサンプドリア戦で勝利したものの2失点を喫し、セリエAでの連続失点試合数が「16」まで延びている。守備陣の再構築が急務となっている状況において、今後のイタリア代表を担うセンターバックであるカルダラの離脱はあまりにも痛すぎることだろう。