ラ・リーガ レアル・マドリード

クラシコで5失点大敗のレアル、29日にもコンテ氏への監督交代発表か

 レアル・マドリードはフレン・ロペテギ監督の解任と併せて前チェルシー指揮官のアントニオ・コンテ氏の招へいを現地時間29日にも公式発表する可能性が高いようだ。現地時間28日、スペインメディア『Onda Cero』がこれを伝えている。

 マドリードは今夏にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドをユベントスへ放出したこともあり、得点力不足に悩まされていた。そして28日に行われたラ・リーガ第10節・バルセロナとの“エル・クラシコ”で5-1と歴史的大敗を喫している。

 ロペテギ監督の去就についてはクラシコに臨む前から解任が既定路線となっているという一部メディアの報道があったが、そのクラシコでの大敗により同監督の解任はほぼ確実なものになったようだ。

 スペインメディア『Onda Cero』はマドリードがすでに29日の正午に監督交代の公式発表を行う準備をしていると報道している。また後任には最有力候補であったコンテ氏が就任するものとみられる。

 コンテ氏の弟でかつ代理人を務めているダニエレ・コンテ氏は「レアル・マドリードとのコンタクトは無い」と否定しているという報道が2日前に流れていたものの、やはり周囲の予想通り昨季までチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を果たした名門の再建を託されることとなりそうだ。