ラ・リーガ レアル・マドリード

レアル、ロペテギ監督の後任はやはり元チェルシー指揮官コンテか

 レアル・マドリードはやはりアントニオ・コンテ前チェルシー監督の招聘(しょうへい)を目指しているかもしれない。現地時間24日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを伝えている。

 今夏にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスへの電撃移籍を果たしたことにより得点力低下が懸念されていたマドリードは、9月末に行われたラ・リーガ第6節・セビージャ戦以降公式戦4試合連続ノーゴールに終わるなど、決定力不足を露呈している。

 またリーグ戦では第9節終了時点で4勝2分3敗、勝ち点14と来季欧州カップ戦出場圏外に沈んでおり、今季から率いているフレン・ロペテギ監督の解任を求める声が周囲から上がっている。

 その中で現地時間23日に迎えたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節・ビクトリア・プルゼニ戦では勝利を収めたものの、同監督には依然として解任の可能性が大いに残っているものとみられる。

 そしてマドリードのフロレンティーノ・ペレス会長はコンテ氏の招聘が可能かどうか確かめるために同氏にコンタクトをとったと伝えられている。

 なおコンテ氏は昨季までチェルシーを率いていたものの、7月中旬に解任の憂き目に遭っている。また同氏は現在もチェルシーに対して契約期間途中に解任されたとして違約金1000万ユーロ(約13億円)の支払いを求めており、現在も裁判が継続している可能性があるようだ。

 マドリードの指揮官を巡っては、昨季までアーセナルを率いていたアーセン・ベンゲル氏の名前も挙がっている。果たしてマドリード首脳陣はどのような決断を下すのだろうか。