ラ・リーガ プレミアリーグ

レアル、成績不振受け前チェルシー指揮官コンテ招へいへ本腰か

 レアル・マドリードは前チェルシー指揮官のアントニオ・コンテの招聘(しょうへい)に向けて本格的に乗り出しているようだ。現地時間17日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』がこれを伝えている。

 マドリードは昨季までチームを率いていたジネディーヌ・ジダンの後を継ぐ形でワールドカップ・ロシア大会開幕前にフレン・ロペテギを招聘。しかし今季はラ・リーガ第8節終了時点で4勝2分2敗の勝ち点14と不振に陥っている。

 また10月上旬に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節・CSKAモスクワ戦では複数の主力選手を欠いたとは言え、0-1と敗戦を喫しており、周囲からは監督交代論が噴出している。

 その中マドリード首脳陣は現地時間15日にコンテ氏にコンタクトをとった模様。指揮官交代を真剣に検討しているようだ。

 コンテ氏は昨季までチェルシーを率いていたものの、7月中旬に解任の憂き目に遭っている。また同氏は現在もチェルシーに対して契約期間途中に解任されたとして違約金1000万ユーロ(約13億円)の支払いを求めており、現在も裁判が継続しているものとみられる。

 ドイツ代表MFトニ・クロースをはじめとする一部選手からロペテギ監督の起用法で不満を漏らす中、マドリード首脳陣は今後どのような決断を下すのだろうか。