プレミアリーグ ラ・リーガ

レアル・マドリードへ移籍したプレミアリーグの選手TOP10

チェルシーに所属するFWエデン・アザールが「レアル・マドリードは世界最高のクラブだ。嘘をつきたくない。子どもの頃からの夢だ。このクラブのことを夢見ていた」と発言。各国メディアのレアル・マドリードへの移籍報道が過熱している。そこで今回は英誌『フォー・フォー・ツー』が特集した「プレミアリーグからレアル・マドリードへと移籍した選手」からTOP10をご紹介したい。


10位:ティボ・クルトゥワ

査定ポイント:バーゲン価格

夏の移籍市場でチェルシーからレアル・マドリードに加入。わずか3500万ユーロ(約45億5000万円)で世界最高のGKを獲得出来たことはお買い得と言える。現在26歳のクルトゥワは長くマドリードで正守護神を務めていくだろう。


9位:アルバロ・アルベロア

査定ポイント:お買い得

レアル・マドリード下部組織出身のアルベロアは、デポルティーボ・ラ・コルーニャ、リバプールを経て、2009年に移籍金400万ユーロ(約5億円)で古巣へと復帰。ベストイレブンに選出されるような派手なタイプではないが、彼のポリバレントさは重宝された。


8位:デビッド・ベッカム

査定ポイント:ユニフォームの売り上げだけではない

マンチェスター・ユナイテッドから移籍金2400万ポンド(約36億円)で加入。しかし、ビセンテ・デル・ボスケとクロード・マケレレがクラブを去ったことでで銀河系軍団は崩壊。マドリードでの最初の3年間では何も勝ち得ていない。ただ、この低迷は当然ベッカムのせいだけではない。在籍最後の年となった2006/2007シーズンはリーグ優勝に貢献しており、彼のプロフェッショナルな姿勢は尊敬と人気を集めていた。


7位:アリエン・ロッベン

査定ポイント:決して売るべきではなかった

2007年にチェルシーから加入したロッベン。2008年のラ・リーガ優勝に貢献したが、フロレンティーノ・ペレス会長がクリスティアーノ・ロナウドとカカを獲得したため、放出された。わずか2年間のみの在籍となっている。


6位:スティーブ・マクマナマン

査定ポイント:貴重な脇役

1999年、マクマナマンはマドリードにとってローリー・カニンガムに次ぐ2人目のイングランド人選手となった。4シーズンで2度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝、2度のリーグ制覇を達成。スーパーサブとしてチームに大きく貢献した。


5位:ルート・ファン・ニステルローイ

査定ポイント:移籍金1500万ユーロ

マンチェスター・ユナイテッドでアレックス・ファーガソン監督、クリスティアーノ・ロナウドと対立し、移籍を志願。わずか移籍金1500万ユーロでマドリードへと移籍した。移籍1年目から25得点を挙げ、リーグ得点王に輝いた。


4位:ガレス・ベイル

査定ポイント:大舞台での爆発

推定移籍金9100万ユーロ(約118億3000万円)という高額でトッテナム・ホットスパーから加入したベイル。移籍1年目にコパ・デル・レイ決勝、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝で決定的なゴールを決め、移籍金の価値を証明して見せた。怪我が多い点は批判を集めているが、昨季のCL決勝でもリバプール相手にゴールを決め、サポーターを納得させた。大舞台に強い男だ。


3位:シャビ・アロンソ

査定ポイント:世界最高クラス

ラファエル・ベニテスが放出を望んだ1年後にアロンソ本人が退団を希望。フロレンティーノ・ペレス会長の銀河系軍団再構築の一策として移籍金3000万ポンド(約44億6000万円)でマドリードへと加入した。中盤で圧倒的な存在感を放ち、UEFAチャンピオンズリーグ10度目の制覇に貢献している。


2位:ルカ・モドリッチ

査定ポイント:貴重・過小評価

トッテナム・ホットスパーから推定移籍金3500万ユーロ(約45億5000万円)で加入。移籍1年目はスペイン紙『マルカ』の最低選手に選出されるなど苦しんだ。しかし、カルロ・アンチェロッティ監督就任後はチームの中心となり、以降輝きを放ち続けている。今年8月のFIFA最優秀選手賞受賞は一貫して好パフォーマンスを披露していたモドリッチへの祝福だろう。


1位:クリスティアーノ・ロナウド

査定ポイント:高いコスト、高いパフォーマンス

当時の歴代最高額となる移籍金9400万ユーロ(約123億円)でマンチェスター・ユナイテッドから加入。しかし、その価格以上の活躍を見せ続けていた。2009年に加入して以来、450ゴールを決め、クラブの歴代最多得点記録を更新。5つのバロンドールを獲得し、クラブを4度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に導いた。文句なしの1位だろう。