ラ・リーガ レアル・マドリード

西村拓真所属CSKAモスクワ、昨季CL覇者レアルとの一戦で波乱起こす

 J1リーグ・ベガルタ仙台からこの夏にロシアプレミアリーグ(ロシア1部)の強豪・CSKAモスクワへ完全移籍を果たしたFW西村拓真がチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節で昨季CL覇者のレアル・マドリードと激突した。

 CLグループステージのメンバーの登録されている西村はこの一戦でベンチ入りを果たし出番を待つ。その西村を擁するCSKAモスクワは開始早々の2分にクロアチア代表MFニコラ・ブラシッチが鮮やかな先制ゴールを叩き出すと、ウェールズ代表FWガレス・ベイルやスペイン代表DFセルヒオ・ラモスなど複数の主力選手を欠くマドリード相手に堅守で対抗し、前半を1-0で終える。

 後半に入るとマドリードのフレン・ロペテギ監督は今夏に復帰したFWマリアーノ・ディアスやクロアチア代表MFルカ・モドリッチを投入し反撃を試みるものの、CSKAモスクワのゴールを割ることができない。

 後半アディショナルタイムの90+6分には昨日にロシア代表引退を表明していたGKイゴール・アキンフェエフが2枚目のイエローカードを提示され退場となるが、CSKAモスクワは最後までマドリードにゴールを許さず1-0で勝利している。なお、この試合で西村に出場機会は訪れなかった。