欧州その他

元ユベントス指揮官、CロナウドとメッシのFIFA授賞式欠席を非難

 かつてユベントスやレアル・マドリード、ミランなどで指揮官を務めたファビオ・カペッロ氏は今回の『ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ2018』を欠席したユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを批判しているようだ。現地時間24日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』がこれを伝えている。

 現地時間24日にロンドンで『ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ2018』ではレアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチがワールドカップ・ロシア大会でクロアチア代表を史上最高成績の準優勝に導いたほか、マドリードで史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を達成するなどの功績が評価される形で、FIFA年間男子最優秀選手賞を受賞している。

 また当該賞は2008年以降、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと当時マドリード在籍のクリスティアーノ・ロナウドが分け合ってきたが、今回は両選手が授賞式に姿を見せなかった。

 これについてカペッロ氏は「彼らが欠席したことはリスペクトが欠如している証拠だ。アカデミー賞では、ノミネートされた人は全員が授賞式に参加している」とコメント。

 そして同氏は「彼らはこれまで何度も受賞しており、自分が受賞を逃すことを好んでいない。ただ受賞を逃した時、受賞者に対して賛辞を送らなければならない」と語っており、両選手を非難しているようだ。

 なおクリスティアーノ・ロナウドの欠席については、ユベントスは現地時間26日にセリエA第6節・ボローニャ戦を控えていることから欠席したと伝えられている。ただ今回の両選手の欠席に対しては今後も周囲から様々な意見が巻き起こることだろう。