ラ・リーガ レアル・マドリード

レアル会長、今夏ユーべへ電撃移籍のCロナウドの功績に感謝の意

 レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのユベントス移籍について語っているようだ。現地時間21日、スペインメディア『OK Diario』が伝えている。

 クリスティアーノ・ロナウドは2009年夏のマドリード加入以来、9シーズンに渡り公式戦438試合に出場し450ゴールを挙げるなどクラブの歴史に名を刻んでいる。またマドリード在籍時に4度にわたりバロンドールを受賞するなど、世界最高峰のスーパースターとしての地位を確立した。

 ペレス会長は「この夏の最も有益な放出はクリスティアーノだった。彼は個人的な理由で退団を望んでいた」と退団が同選手の意思によるものであったことを明かしている。

 また同会長は「ユベントスが提示した1億ユーロ(約131億円)より高額のオファーを提示したクラブは存在しなかった。我々は何もできなかったが、このユニフォームを着て彼の成し遂げたこと全てに対して感謝している。彼はアルフレッド・ディ・ステファノ以来最高のプレーヤーであり、マドリードは常に彼のホームであるだろう」と語っており、前人未到のチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を含め、数多くのタイトルをもたらしてくれたクリスティアーノ・ロナウドに対する感謝の意を述べている。

 クリスティアーノ・ロナウド不在の今季も好スタートを切っているマドリードだが、今後スーパースターの不在が響く時期がやって来るかもしれない。