プレミアリーグ チェルシー

チェルシーのサッリ監督、ニューカッスル指揮官の戦術に驚嘆

 チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は日本時間25日深夜に行われたプレミアリーグ第3節・ニューカッスル・ユナイテッド戦で対戦相手の戦術に驚きを示しているようだ。現地時間26日イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを伝えている。

 今季からサッリ新監督のもとで再スタートを切ったチェルシーはプレミアリーグ第2節でアーセナルを3-2で下すと、ニューカッスル戦でも2-1と勝利を収めている。ただこの一戦では対戦相手の守備網をこじ開けるのに苦しみ、76分にベルギー代表FWエデン・アザールによるPKで何とか先制に成功している。

 試合後、サッリ監督は「私はラファに驚かされた。イタリアでは5人のディフェンダーがプレーしているところを見たことが無かったので、本当に驚いている」とコメント。

 さらに同監督は続けて「この試合は非常に難しいものとなった。ニューカッスルは(守備)ラインが低く、コンパクトに保っていたので、スペースを見つけることは不可能だった」と語っており、勝利したとはいえベニテス監督のとった戦術を高く評価しているようだ。

 昨季はナポリ指揮官として王者ユベントスをシーズン終盤まで追い詰めたサッリ氏だが、自身初となるプレミアリーグでの指揮において今後も戦術面で驚きを見せるかもしれない。