ヨーロッパリーグ

ELで試合中断トラブル。ファンが投げ入れた飲み物で副審流血

elitdomareklubben.se

 ヨーロッパリーグ予備予選でショッキングな出来事が起きていたようだ。10日、英メディア『BBC』が報じている。

 問題となった試合は8月2日に行われたシュトゥルム・グラーツ対アヤックス。3-1でアヤックスが勝利したこの試合の77分にシュトゥルム・グラーツのサポーターがスタンドから液体の入ったプラスチックをピッチに投げ入れる。すると、放たれたカップはスウェーデン人アシスタントレフェリー、フレドリック・クライバルさんの頭部に命中。額が切れて出血してしまった。

 クライバルさんの治療に要した時間は24分。その間試合は中断され、頭部に包帯を巻いたクライバルさんの姿は確認されたが第4審が代わりにアシスタントレフェリーを務めた。

「今日、多くのサッカーファンを失望させてしまったことを申し訳なく思います。サッカーとクラブの評判を損なう者であり、正確に解決しようとしています」

 シュトゥルム・グラーツによれば、当事者のサポーターは逮捕されているようだ。同じような事件が起きないことを切に願う。