ラ・リーガ プレミアリーグ

チェルシー、クルトワ後釜に今年1月レアルが獲得狙った西代表守護神か

 チェルシーはベルギー代表GKティボー・クルトワの後釜としてアスレティック・ビルバオのスペイン代表GKケパ・アリサバラガをリストアップしているようだ。7日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを伝えている。

 ワールドカップ・ロシア大会でベルギー代表を史上最高成績の3位へと導く活躍を披露したクルトワの去就を巡っては、レアル・マドリードがコスタリカ代表GKケイロル・ナバスとポジション争いをできる守護神として獲得を狙っていると伝えられており、本人もマドリード移籍を望んでいるものとみられる。

 これに対してチェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は「彼の今後はクラブ次第だし、特に本人次第だ。しかし私はこれからも我々のゴールキーパーであることを願っている」というコメントを残すなど、同選手の慰留に全力を尽くす構えを見せていた。

 ところがクルトワは日本時間5日深夜に行われたコミュニティ・シールドのマンチェスター・シティ戦でベンチ外となると、現地時間6日の全体トレーニングに姿を見せていなかった。

 これを受けて、チェルシー首脳陣はそのクルトワの後釜としてケパ・アリサバラガの獲得を検討し始めた模様。同選手は今年1月にマドリード移籍間近に迫っていたものの、当時マドリードを率いていたジネディーヌ・ジダン監督が獲得を見送ったこともあり、ビルバオとの契約期間を2025年まで延長。またこの契約には8000万ユーロ(約108億円)による契約解除条項が盛り込まれている。

 サッリ監督は同選手について「1年前に見たことがある。第一印象は非常に優れたゴールキーパーだ。非常に若いけど、本当に素晴らしい選手だ」というコメントを残しているようだ。なおプレミアリーグの移籍市場閉鎖は日本時間8月10日0時となっている。果たしてチェルシー首脳陣によるケパ・アリサバラガの“駆け込み移籍”が実現することはあるのだろうか。