ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

バルサ行きのビダルは何位?バイエルンからの高額移籍トップ10

インテル行きに近づいていると報じられたアルトゥーロ・ビダルは土壇場でバルセロナへの移籍が決定したが、近年は他にも高額な移籍金を残してバイエルンを去っていった選手たちは多い。クラブ史上最も高額な放出選手10人をご紹介しよう。


ジェルダン・シャチリ:1500万ユーロ(約19億3000万円)

2012年にバーゼルから加入したスイス代表のシャチリは初年度にブンデスリーガ26試合に出場し、CLを含む3冠を達成した。しかしその後は出番が減り、2015年の1月にインテルに移籍。その半年後にはストークに移っている。


マリオ・ゴメス:1550万ユーロ(約20億円)

バイエルンに加入した2009/10シーズン以降の4年間でリーグ75得点を記録したマリオ・ゴメスは、マリオ・マンジュキッチにポジションを奪われたことで移籍を決断した。2013年の夏にフィオレンティーナに加入したが、セリエAでは2年間で7得点と期待外れに終わっている。


ルイス・グスタボ:1600万ユーロ(約20億6000万円)

2012/13シーズンの3冠に貢献したブラジル代表MFは、そのシーズン後に監督に就任したペップ・グアルディオラの構想に入らなかった。結果として獲得時とほぼ同額でボルフスブルクに放出されている。


メディ・ベナティア:1700万ユーロ(約21億円9000万円)

2014年からの2シーズンでレギュラー獲得に至らなかったモロッコ代表DFは、2016年夏にユベントスに1年間のローン移籍が決定。イタリア王者は1年後に買い取りオプションを行使し、完全移籍が成立した。


アルトゥーロ・ビダル:1800万ユーロ(約23億2000万円)

ビダルは2015年夏に3700万ユーロ(約47億7000万円)の移籍金でユベントスから加入すると、すぐにチームの中盤を支える存在となった。しかしドイツ代表MFレオン・ゴレツカの加入もあって立場が揺るぎ、バルセロナへの移籍が決定。今夏のビッグディールの一つとなった。


マリオ・マンジュキッチ:2200万ユーロ(約28億3000万円)

マリオ・ゴメスからポジションを奪ったクロアチア代表ストライカーは、2シーズンでリーグ戦33ゴールの活躍を見せた。しかしペップ・グアルディオラ監督とそりが合わず、加入時の1300万ユーロ(約16億7000万円)を大きく上回る金額で2014年にアトレティコ・マドリードへと移った。


マリオ・ゲッツェ:2200万ユーロ(約28億3000万円)

ライバルのドルトムントから3700万ユーロ(約47億7000万円)で引き抜かれた若き才能はクラブの未来を背負う存在となるはずだったが、大きな期待に見合う成長を遂げることができなかった。怪我もあって出番が減少し、2016年に古巣復帰が決定した。


オーウェン・ハーグリーブス:2500万ユーロ(約32億2000万円)

イングランド代表MFは下部組織時代を含めて10年間を過ごしたバイエルンを離れ、2007年の夏に母国のマンチェスター・ユナイテッドに加入。2500万ユーロはクラブが受け取った移籍金としては当時の最高記録だった。


トニ・クロース:3000万ユーロ(約38億6000万円)

17歳でトップチームの一員となった神童は、2014年ワールドカップを制した直後にレアル・マドリードに活躍の場を移した。3000万ユーロはハーグリーブスの記録を塗り替える金額だったが、その後の活躍と昨今の移籍金の高騰を見ればマドリードにとっては安い買い物だったと言えるだろう。


ドウグラス・コスタ:4600万ユーロ(約38億6000万円)

シャフタール・ドネツクから加入した2015/16シーズン序盤はアシストを量産するなど躍動したブラジル代表のドリブラーは、カルロ・アンチェロッティ監督が就任すると出番が減少しクラブとの関係が悪化。ユベントスにローン移籍した昨季は自慢のドリブルで大活躍し、今夏完全移籍が決定した。