プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

マンチェスター・ユナイテッドの新「背番号10」が決定。栄光の歴史をプレイバック

マンチェスター・ユナイテッドは5日、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが新たに背番号10を着用するとクラブ公式ツイッターで発表した。そこで今回は、ユナイテッドの背番号10を着用して栄光の歴史を刻んできた先駆者たちをご紹介したい。


デビッド・ベッカム

10番着用:1996-1997

ベッカムといえば背番号7の印象が強いが、1996/1997シーズンに一度背番号10を着用している。同シーズンにマンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグ連覇。不動のレギュラーとして活躍し、シーズン終了後にはPFA年間最優秀若手選手賞を受賞した。


テディ・シェリンガム

10番着用:1997-2001

エリック・カントナが現役引退を発表したことでデビッド・ベッカムが背番号7を後継。背番号10は新加入のテディ・シェリンガムに与えられた。出場機会は少なかったものの、移籍2年目UEFAチャンピオンズリーグ決勝では後半ATに1ゴール1アシストと驚異の活躍を見せ、クラブを優勝に導いた。


ルート・ファン・ニステルローイ

10番着用:2001-2006

テディ・シェリンガム退団後に背番号10を受け継いだのがルート・ファン・ニステルローイ。加入初年度にリーグ得点ランク2位タイとなる23得点を決め、年間最優秀選手賞を受賞。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも10得点を記録し大会得点王に輝いた。幸先の良いスタートを切ったファン・ニステルローイは翌年もリーグ、CLで得点王に輝くなど在籍5シーズンで通算150得点を記録した。


ウェイン・ルーニー

10番着用:2007-2017

約10年間に渡って名門マンチェスター・ユナイテッドの背番号10を背負ったウェイン・ルーニー。通算559試合に出場し、253ゴール146アシストを記録。クラブ歴代最多得点記録を更新するなどクラブのレジェンドとして名を刻んだ。


ズラタン・イブラヒモビッチ

10番着用:2017-2018

背番号9を着用し、リーグ最年長記録となる35歳で15得点を達成するも、右膝前十字靭帯を損傷して契約満了。復帰後に再契約を結んだ際に、背番号10に変更された。しかし、リーグ戦5試合で無得点に終わり、約7ヶ月後の2018年3月22日にクラブと合意のもと退団が決定。


マーカス・ラッシュフォード

10番着用:2018~

新たに名門マンチェスター・ユナイテッドの背番号10を後継したのは下部組織出身で現在20歳のマーカス・ラッシュフォード。今季はフレッジが新たに加入したことで、激しいポジション争いに身を置くと予想されているが、クラブからの期待は大きいようだ。