ラ・リーガ プレミアリーグ

チェルシー、新指揮官が正守護神クルトワの引き留めを諦めず

 チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督はベルギー代表GKティボー・クルトワの引き留めを諦めていないようだ。3日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 ワールドカップ・ロシア大会でベルギー代表を史上最高順位となる3位に導いたクルトワの去就を巡っては、レアル・マドリードがコスタリカ代表GKケイロル・ナバスとポジション争いをできる守護神として獲得を狙っている模様。また7月中旬にはマドリードが5500万ユーロ(約72億円)でオファーを提示したという報道が駆け巡っていた。

 その中、今季からチェルシーを率いるサッリ監督は「現時点でクルトワはチェルシーのゴールキーパーだ。今後のことについては知らない」と語り、同選手の去就が不透明であることを認めている。しかし同監督は続けて「彼の今後はクラブ次第だし、特に本人次第だ。しかし私はこれからも我々のゴールキーパーであることを願っている」とコメント。クルトワの慰留を今後も行うことを示唆している。

 なおチェルシーはクルトワが今夏退団の場合に備え、後釜にバルセロナのオランダ代表GKヤスパー・シレッセンをリストアップしているものとみられる。プレミアリーグの移籍市場閉鎖が迫る中、クラブ首脳陣はどのような決断を下すのだろうか。