ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

バイエルンのビダル、インテルから一転バルサ移籍でクラブ間合意

 バルセロナはバイエルン・ミュンヘンのチリ代表アルトゥーロ・ビダル獲得へクラブ間合意に達したようだ。3日、バルセロナ公式サイトがこれを伝えている。

 クラブとの契約が来夏で満了を迎えるビダルの去就を巡っては、シャルケからドイツ代表MFレオン・ゴレツカがフリーで加入したこともあり、中盤におけるポジション争いの激化が予想されることから今夏の退団を考慮に入れていると伝えられていた。

 その同選手を巡っては、中盤センターの強化を狙うインテルが獲得に迫っているという報道が駆け巡っていたものの、どうやらここ数日で獲得へ急接近したバルセロナがこの争奪戦を制した模様。バルセロナは「FCバルセロナとFCバイエルン・ミュンヘンはアルトゥーロ・ビダルの移籍で合意に達した。3年契約を結び、今後数日以内にメディカルチェックを行う」と公式サイトを通じて声明文を発表した。

 なおバルセロナは今夏にブラジル代表MFパウリーニョが中国スーパーリーグ(中国1部)の広州恒大に復帰したことにより、同選手の後釜確保が優先事項となっていたが、ビダルの獲得によりこの問題は解決に向かいそうだ。