セリエA トリノ

ナポリ、イタリア代表FWベロッティと5年契約で個人合意か

 ナポリはトリノに所属するイタリア代表FWアンドレア・ベロッティと個人合意に達したようだ。2日、イタリア紙『スポルトイタリア』など複数メディアが報じている。

 2日付の『スポルトイタリア』によれば、ナポリはベロッティと年俸350万ユーロ(約4億5000万円)の5年契約で個人合意に至ったようだ。

 2015年夏にパルマからトリノへ移籍したベロッティは、加入初年度からリーグ戦12ゴールを記録。2年目の2016/2017シーズンにはセリエA得点ランキング3位となる26ゴールを記録し、ブレイクを果たした。しかし、昨シーズンは怪我に苦しみ10ゴール止まりとなっていた。

 昨季開幕前にトリノが締結したベロッティとの現行契約では、国外への移籍に限り違約金1億ユーロ(約135億円)で契約解除出来る要項が含まれていた。しかし、契約締結からの1年間で2度の負傷に見舞われ、市場価格は大幅に下落。現在の移籍金は当時の半額程度にしか達しないと予想されている。

 そのような事情もあり、トリノはナポリに対して移籍金6500万ユーロ(約84億円)を要求しているようだ。対するナポリは、移籍金5000万ユーロ(約64億7000万円)を提示。ナポリは6000万ユーロ(約77億7000万円)まで支払う用意があるようだが、金額面で折り合いをつけることが必要だとみられている。