海外日本人選手 プレミアリーグ

プレミアリーグに挑戦した10名の日本人選手を振り返る

現地時間8月2日、プレミアリーグのニューカッスルが日本代表FW武藤嘉紀を獲得したことを正式発表した。プレミアリーグ(1部)に挑戦した11人目の日本人となった。そこで今回はイングランド・プレミアリーグに挑戦した日本人選手たちを改めてご紹介しよう。


稲本潤一

元所属クラブ:
アーセナル(2001-2002)
フラム(2002-2004)
カーディフ(2004-2005)
ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(2004-2006)

プレミアリーグ通算66試合に出場。アーセナルでは出場機会を得られなかったが、フラムでは欧州で日本人初のハットトリックを達成するなど活躍を見せた。


西澤明訓

元所属クラブ:ボルトン・ワンダラーズ(2001-2002)

2001年にスペイン1部エスパニョールからボルトンへ移籍。カップ戦2試合に出場したものの、リーグ戦での出場はなかった。


川口能活

元所属クラブ:ポーツマス(2001-2003)

2001年に当時のポーツマス(2部)史上最高額となる移籍金180万ポンドで加入。日本人GKとして初の欧州移籍となった。3年目にチームは1部昇格を果たしたが、プレミアリーグでは出場できなかった。


戸田和幸

元所属クラブ:トッテナム・ホットスパー(2003)

2002年の日韓ワールドカップでの活躍を評価され、トッテナム・ホットスパーへ移籍。しかし、出場機会は少なくリーグ戦4試合出場のみで1年後に退団した。


中田英寿

元所属クラブ:ボルトン・ワンダラーズ(2005-2006)

2005年にフィオレンティーナからボルトン・ワンダラーズへ移籍。加入直後から定位置を掴み、21試合に出場。2006年ワールドカップ終了後に現役引退したため、現役最後の所属クラブとなった。


宮市亮

元所属クラブ:
アーセナル(2011-2015)
ボルトン・ワンダラーズ(2012)
ウィガン・アスレティック(2012-2013)

期限付き移籍したボルトン・ワンダラーズでプレミアリーグ初出場。日本人最年少となる19歳1カ月28日でのデビューとなった。リーグ戦17試合で2アシストを記録している。


李忠成

元所属クラブ:サウサンプトン(2012-2014)

当時イングランド2部に所属していたサウサンプトンへ移籍。加入当初は出場機会を得たが、怪我を機にポジションを失った。翌シーズンにチームは昇格。完全に出場機会を失い、カップ戦のみの出場となった。


吉田麻也

所属クラブ:サウサンプトン(2012-)

欧州で最も成功を収めた日本人DFだろう。5年連続でリーグ戦20試合以上に出場。同僚CBが次々にビッククラブへ移籍したことで、定期的に出場機会を確保している。昨季は主力選手として24試合に出場。ゲームキャプテンとして7試合に出場している。


香川真司

元所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド(2012-2014)

2012年にボルシア・ドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。加入初年度はプレミアリーグにおけるアジア出身選手初のハットトリックを達成するなど、2シーズンぶりのリーグ優勝に貢献した。しかし、2年目はプロデビュー以降初となる公式戦無得点に終わるなど不本意なパフォーマンス。2014年に古巣ドルトムントへ復帰した。


岡崎慎司

所属クラブ:レスター・シティ(2015-)

加入早々にレギュラーポジションを掴むと、ジェイミー・バーディと抜群の相性の良さを見せてリーグを席巻。クラブ創立132年目で初のプレミアリーグ優勝という偉業に大きく貢献した。


武藤嘉紀

所属クラブ:ニューカッスル・ユナイテッド(2018-)

ニューカッスルで初めての日本人選手となった武藤嘉紀。ラファエル・ベニテス監督は以前より武藤の獲得に興味を示しており、指揮官からの期待値は高い。昨季岡崎慎司が記録した日本人最多1シーズン6得点以上が目標となるだろう。