代表チーム ラ・リーガ

アトレティコ、23歳のポルトガル代表FW獲得に成功

 アトレティコ・マドリードはスポルティングからポルトガル代表FWジェルソン・マルティンスを獲得したと25日、クラブ公式サイトで発表した。

 ポルトガルの名門スポルティングの下部組織で育成されたジェルソン・マルティンス。2015年にトップデビューを飾ると、昨季までの3年間で公式戦140試合に出場、27ゴールを記録した。

 順風満帆なキャリアを送っていたジェルソン・マルティンスだが、今年6月15日に事件は起きた。カップ杯決勝に向けて選手たちがトレーニングを行なっていた練習場にマスクを被ったフーリガンが突如乱入。選手やスタッフを襲撃し、ポルトガル代表GKルイ・パトリシオやMFウィリアム・カルバーリョなど複数の選手が怪我を負う事態に見舞われていた。

 ジェルソン・マルティンスは一連の事件を受けてクラブと契約解除。移籍金ゼロでアトレティコ・マドリードへ加入する運びとなった。

 契約期間は2023年6月30日までの6年契約。23歳の新進気鋭のウインガー獲得はアトレティコにとって大きな戦力アップとなりそうだ。