日本時間27日に行われたワールドカップロシア大会グループステージ第3節、オーストラリア代表対ペルー代表は2-0でペルーが勝利を収めた。
勝てば決勝トーナメント進出に望みをつなぐオーストラリア代表と、すでに敗退が決まっているペルー代表。試合の主導権を握ったのはペルーだった。
大応援団に後押しされるペルーは、前の2試合と比べれば少しスローペースで試合に入る。そんな中で18分に先制に成功。左サイドに流れたエースのパオロ・ゲレーロがためを作ってからファーへクロス。右サイドから飛び込んできたアンドレ・カリージョがそのボールをダイレクトボレーで合わせてゴールに突き刺した。
1点ビハインドを負ったオーストラリアは、右サイドからの崩しでチャンスを作るも得点するには至らない。
試合は後半に入り、先にゴールを決めたのはまたもやペルーだった。50分、ペナルティエリア内左側でボールを受けたクリスティアン・クエバが中央へパス。相手に当たってコースが変わったボールをゲレーロが左足を振りぬき、ペルーが追加点をゲット。ゲレーロ自身にとってはW杯初得点となった。
後がなくなったオーストラリアは、そのすぐ後に大ベテランのティム・ケーヒルを投入してゴールに迫る。
左右からのクロスボールでチャンスを作るものの、最後までペルーの守備を崩し切ることができず、試合はこのまま終了。ペルーが今大会初勝利を収め、オーストラリアは決勝トーナメント進出を逃した。
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