ワールドカップ 代表チーム

運命のポーランド戦控えた日本代表。過去のW杯での対欧州戦績は?

28日に行われるポーランド代表とのグループステージ第3戦。日本代表は勝つか引き分ければ文句なしでグループステージ突破が決定する。すでに敗退が決定したポーランドだが、ヨーロッパの強豪であり、実力は日本よりも上だ。そこで今回は、過去のワールドカップで日本代表が戦ってきたヨーロッパの代表国との戦績を紹介する。

※戦績には今大会も含む


対クロアチア代表

大会:1998年フランス大会
結果:0-1負け

日本のW杯デビューとなった98年大会で同組に入ったクロアチア。ズボニミール・ボバンやダヴォール・シューケルなど、スター選手を数多くそろえたバトレニ(クロアチア代表の愛称。「炎」の意味)を相手に、日本代表は善戦するもエースのシューケルのゴールで敗れた。


対ベルギー代表

大会:2002年日韓大会
結果:2-2引き分け

自国開催の初戦。鈴木隆行と稲本潤一のゴールで一時日本が勝ち越すも、同点弾を決められて引き分けに。先制点はマルク・ビルモッツのオーバーヘッドだった。


対ロシア代表

大会:2002年日韓大会
結果:1-0勝ち

この大会でワンダーボーイとなった稲本のゴールを守り切った日本が、記念すべきW杯初勝利を挙げた試合。このグループの本命とみられていたロシアをやぶった。


対トルコ代表

大会:2002年日韓大会
結果:0-1負け

初の決勝トーナメントを戦った日本は1回戦でトルコと激突。コーナーキックからウミト・ダバラにゴールを許して敗戦した。三都主アレサンドロのフリーキックがバーを叩くシーンも印象的だった。


対クロアチア代表

大会:2006年ドイツ大会
結果:0-0引き分け

ジーコ監督の下、日本代表史上にも残る多くのタレントを有したチームは不発に終わる。柳沢敦の決定的なシーンはこの大会のハイライトのひとつ。


対オランダ代表

大会:2010年南アフリカ大会
結果:0-1負け

この大会のファイナリストになったオランダ相手に善戦した日本。ベスレイ・スナイデルに強烈なシュートを決められ、その1点に泣いた。


対デンマーク代表

大会:2010年南アフリカ大会
結果:3-1勝ち

本田圭佑と遠藤保仁の芸術的なフリーキックで勢いに乗った日本代表は、後半にも岡崎慎司が得点を決めて、決勝トーナメント進出をこの試合で勝ち取った。


対ギリシャ代表

大会:2014年ブラジル大会
結果:0-0引き分け

相手が一人少ない状況になったにも関わらず、最後までギリシャの堅い守備を崩し切ることができずに、勝ち点1に終わった。この引き分けが響き、日本はグループステージで姿を消した。


戦績

対欧州:2勝3敗3引き分け

ヨーロッパの代表国とはほとんど五分の戦いを演じている日本。比較として、南米の代表国には1勝4敗、アフリカの代表国には2勝1分け1敗している。

また、過去に決勝トーナメントに進出した2大会のグループステージの組み合わせは、欧州2ヶ国とアフリカ1ヶ国であり、それ以外の3大会のグループステージの組み合わせは、欧州1ヶ国、南米1ヶ国、それ以外の地域1ヶ国だった。西野ジャパンはこの前例を覆すことができるだろうか。