リーグ・アン セリエA

PSGの顔でもあったパストーレ、ローマ移籍が決定的に

 パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するアルゼンチン代表MFハビエル・パストーレは、ローマへの移籍が決定的になったようだ。26日にフランス『レキップ』が報じた。

 2011年にカタール投資庁の子会社であるカタール・スポーツ・インベストメント(QSI)が筆頭株主となったことをキッカケに、毎年のように大型補強を敢行し、一躍ビッグクラブの仲間入りを果たしたPSG。その1番最初の補強で同クラブへと移籍した1人がパストーレである。

 移籍後からクラブの顔として活躍してきた同選手だが、最近は選手層が厚い故に十分に出場機会を得られていない。また、クラブが直面しているファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の問題もあり、今夏での放出が噂されていた。

 そんなパストーレは、ローマへの移籍が決定的となったようだ。移籍金は2400万ユーロ(約31億円)で、2022年までの契約+1年間の延長オプション付という内容になっているという。火曜日にもメディカルチェックを受ける予定になっているようだ。

 同選手はPSG退団にあたり次のようなコメントを残した。

「いつも我が家であるかのように温かく迎えてくれたパリのみんなに感謝したい。僕に愛情を注ぎ続けてくれたサポーターのみんなには特に感謝している。僕の心の中にいつまでもい続けるよ」