大会:ロシアワールドカップ
カード:ブラジル対コスタリカ
スコア:2-0
【分析内容】
・マン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)
・ザ・ハード・ワーカー(THW)
・モースト・ディサポティング・プレーヤー(MDP)
・両チーム監督
・主審
ブラジルMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):フィリペ・コウチーニョ
分厚い相手の守備を崩すべく中盤での試合コントロールに苦心。後半になると自らフィニッシュにも絡み、値千金の決勝ゴールを決めて見せた。
ブラジルTHW(ザ・ハード・ワーカー):ネイマール
前半は相手のマークに苦しみ沈黙。しかし後半徐々に本領を発揮し始めるとブラジルの攻撃を牽引し、終了間際には追加点を奪った。
ブラジルMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):対象者なし
コスタリカMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):ケイロル・ナバス
特に後半は好セーブを連発し、最後までブラジルを苦しめた。
コスタリカTHW(ザ・ハード・ワーカー):クリスティアン・ガンボア
前半は対面のネイマールを徹底マークしてデュエルを制し、仕事をさせなかった。
コスタリカMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):マルコ・ウレーニャ
サポートが少なく厳しい状況だったが、カウンターの起点になれず54分に途中交代。
ブラジル監督:チッチ
前半は統率された相手の守備ブロックを前に効果的に前線でボールを収めることができず、ディフェンスラインの裏を突くことができたのも数回のみだった。負傷による欠場も噂されながら先発起用したネイマールも、マークに苦しんで終盤まで本領を発揮できず。ドウグラス・コスタを投入した後半はコウチーニョやパウリーニョが積極的にフィニッシュにも関与することで、ゴールの可能性を感じさせる場面は増えた。最後までナバスの好守を含め粘り強い守備に苦しんだが、伝統国らしい勝負強さを発揮して勝利を手にした。
コスタリカ監督:オスカル・ラミレス
自慢の5バックを中心とした堅固な守備ブロックで、ブラジルの前線の3人へのボール供給を制限。多くの場面でデュエルでも上回り、試合終盤まで相手の強力な攻撃陣をゴールに近づけなかった。一方でカウンターの際の前線へのサポートは少なく、攻め手は限られた。
主審:ビョルン・カイパース
いったんはネイマールへのファウルと取りながら、VARによりPKを覆えした。接触はあったがネイマールがファウルを誘っており、正しい判断だったように見える。
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